桜の開花宣言も各メディアで発表され、季節は春を迎えようとしています。

春から夏にかけては日照時間も伸びることから、太陽光発電所を所有の事業者様にとってもうれしい季節になりますね。

 

そこで質問です! もっとも発電する時期はいつなのでしょうか? 夏ですか春ですか?

今回はそんな太陽光発電所が活躍する時期と適した地域などをご紹介したいと思います。

 

 

太陽光発電所の発電量の多い時期

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太陽光発電は、太陽の光で発電するため晴れていることが重要です。雨や雪などの天候によって発電量が大きく左右されますが、同様に季節によっても太陽光発電による発電量は大きく異なってきます。

 

どの季節が1番発電するのか考えた時に、気温も高く日差しも強い7月から8月が適していると考えるでしょうか。それとも昼間の時間が1番長い6月だと考えるでしょうか。多くの方が『太陽光といえば夏』と考える方が多いのではないでしょうか。

 

ところが、実際にはそうではありません!

 

なんと、太陽光の発電量は春から初夏の4月~5月が最大ピークとなります。発電量への影響は、天気はもちろん日照時間と気温が大きく影響しているのです。

 

日照時間は3月下旬から緩やかに伸びていき、7月から8月の夏本番にかけてが、最高潮の時期になります。ただし日照時間が比較的長いと言われている6月の場合は、みなさまもご存じの通り、太陽光発電所にとって天敵となる梅雨の時期とぶつかり、発電量は6月全体を通して減少傾向にあります。

 

日照量で考えると7月から8月の発電量が多くなりそうですが、太陽光発電所の発電量が良い時期は4月~5月となります。そこにはもう一つ条件となる気温が影響しているのです。

 

 

日照時間の長い夏に発電量が少ない理由

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太陽光発電の発電量は日照時間が長ければ長い程、発電量は増加します。

だとしたらやはり発電量が増えるのは、7月~8月にかけての夏の時期なのではないかと考えるのが普通ではないでしょうか。

 

もちろん、1年を通しての日照時間が1番長いのは7月~8月にかけての夏になります。しかし、夏が発電量のピークになれない原因として、夏の高い気温にあります。

 

太陽光発電所関連の設備は精密機器となり、太陽光パネルなどを含め気温による影響を受けます。そのため気温が上昇することで発電効率も悪くなってしまうのです。※パワーコンディショナーも同様です。

 

各メーカーが発表している太陽光パネルの性能データも、基本的に気温が25℃で一律で計算されています。太陽光パネルは気温が25℃以上になると、徐々に発電効率などの機能が低下しはじめ、最終的に発電量が低くなってしまうのです。

 

そのことから夏は発電量が伸び悩み、春の時期が発電量のピークとなり夏と春で差が出てしまうのです。

 

また夏といえば、パワーコンディショナー等のトラブルが発生する可能性があるため、その点からも、春の方が好条件となっています。
太陽光発電所の点検日記!パワーコンディショナーは夏や冬によく止まる!?

 

発電所に適した地域

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前項でもお伝えした通り、太陽光発電所の発電量に1番影響を及ぼすのは天候です。そう考えると、快晴日数が多い地域が太陽光発電に向いていると考えられます。

 

発電量の増減については天候はもちろん、日照時間が大きくかかわってきます。

 

晴れの日数が地域によって異なるように、日照時間も地域によって異なります。高知県などをはじめとする「太平洋沿岸地域」は日照時間が比較的長い地域として認識されています。

 

しかし、それ以外の都道府県と年間発電量を比較して見ても大体10%程しか違いがありませんので、あまり心配する必要はないのかもありません。

 

 

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既に発電所を所有している事業者様も、これから発電所の購入を検討している事業者様も地域の発電量がどの位なのか、これを機に確認するのもいいかもしれません。

万が一、所有している太陽光発電所の発電量が他と大きく違うようなら、1度発電所の状況を確認することを強くお勧めします。

 

太陽光発電所の必需品!遠隔監視のメリット・デメリットとは?

 

発電量の多い時期にきちんと太陽光発電所を運用するために

いかがでしたでしょうか。

太陽光発電所の発電量を考えた時、どうしても夏を想像しがちですが、実際は春が1番の発電量のピークになります。もし1番発電する時期に太陽光発電所にトラブルが発生すると、投資としては大きなマイナスへとなってしまいます。トラブルは機器だけでなく、夏へ向けての雑草対策もその一つとなります。

 

重要な季節に発電量をきちんと確保するためにも、日々の発電量を遠隔監視するなど定期的なメンテナンスを行うことが重要になります。

 

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